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ユニオンへ第1回目の回答をする際のポイント

ユニオン対策における団体交渉前までの事前準備のポイントについてご紹介します。

ユニオンへ第1回目の回答をする際のポイント

ユニオンから団体交渉申入書が送られてきた場合に、団体交渉開催の日時が書面の到着後1週間~10日程度後に決められているケースが多くあります。

日程的に余裕がないこともあり、気持ち的に急いてしまった会社が、ユニオンに直接電話して、団体交渉日時等を決めてしまうケースがよく見受けられます。

あながち間違った対応とはいえないまでも、お勧めできる方法とまではいえません。

このような時こそまずは気持ちを落ち着けて、冷静に対応することが必要です。

あせって電話でのやり取りをすれば、ユニオンが提示した日程を意識しすぎるあまり無理なスケジュールを約束してしまいがちです。

そうなると、第1回団体交渉を準備不足のままむかえることになり、それが仇となってその後の解決に向けた展開が苦しいものとなることもよくあります。

また、電話でのやり取りでは、連絡を受けた・受けていない、言った・言わないの水掛け論になることや、言いまちがいなどのリスクを抱える恐れもあります。

会社側の対応としてお勧めする方法は、回答書(書面)を作成し相手方ユニオンに送付する方法です。

回答書で書面回答をすることにより、言った・言わないの水掛け論になることや、言いまちがいなどの事務的なリスクを防ぐことができます。

また、ユニオン対応に慣れておらず、会社側の対応を検討するうえで時間的猶予が必要で、具体的な開催日時もすぐには決められない状況下で、冷静な判断のもと、会社側の事情を相手方にきちんと説明するには、書面回答をすることが大変有効といえます。

第1回目の回答書の内容については、以下の3点を記載しておけばよいでしょう。

(1)令和〇年〇月〇日付団体交渉申入書を、令和〇年〇月□日に受領したこと

(2)団交の日時については調整中であり、調整ができしだい書面回答すること

(3)団交議題については、交渉の席で誠実に協議すること

 
 

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