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ユニオン対策における団体交渉対応を行う際のポイントについてご紹介します。

第1回団体交渉の流れとポイント

第1回団体交渉に臨むにあたってのポイントをご説明します。

1.第1回団体交渉の流れ

第一回団体交渉は、一般的には次の流れに沿って行われます。場合によっては、以下によらない協議の流れになることあるため、その場合は臨機応変に対応することが求められます。

(1)あいさつ、名刺交換、自己紹介

(2)ユニオン側から要求事項についての説明

(3)要求事項の説明を受けての会社側の回答・説明・質問等

(4)要求事項等に関する労使間の協議の実施(主張⇔反論の繰り返し)

 

2.団体交渉の場に持参するもの

第1回団体交渉に限らず、会社側として以下(1)~(5)に記載したものを団体交渉の場に持参いただきご対応いただくことをお勧めします。カッコ内の記載に注意しご準備ください。

(1)相手方ユニオンからの書面

(2)相手方ユニオンに対する回答書面(相手方に交付し同じものを会社側も持っておく)

(3)会社側回答について詳細説明を行うための資料等(義務的団交事項等を考慮のうえ準備)

(4)ICレコーダー

(5)想定問答集・備忘録など(会社側交渉担当者のみが手控えとして使用)

 

3.第1回団体交渉の進め方のポイント

第一回団体交渉での対応のポイントについては、「団体交渉で心がけたい5つのポイント」でご説明した以下の5つの事項に注意しながら、相手方ユニオンと協議を進めることをお勧めします。

(1)相手方の過激な言動の可能性を認識して臨むこと

(2)過大な要求には応じず答えられないことは即答しないこと

(3)どんな名称の書類も安易にサインしないこと

(4)不当労働行為だという相手方の主張を恐れないこと

(5)ゴールを見据え折り合いをつけられる関係づくりを意識すること

また、第2回目以降の回答を行う際のポイントでもご説明いたしましたが、会社の見解を回答書としてまとめておき、団体交渉の場で相手方にこれを交付し説明をすることをお勧めします。

(1)会社側交渉担当者にかかるプレッシャーをある程度軽減することができること

(2)会社としての主張や見解をきちんと相手方に伝えることができること

(3)相手方が一方的に主張内容を話すばかりで、会社側が説明しようとしても遮られ、話をさせてもらえ

   ない状態となった場合でも、会社側見解を伝えつつ誠実交渉対応が図れること

さらに、団体交渉の場に持参するものの(5)でもご説明しましたが、想定問答など事前の準備段階で検討した事項のまとめを、会社側交渉担当者だけの備忘録や手控えとして持っておき、適宜使用されることをおすすめします。

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